ダイアトニック編・・・きっかけ

昨年(2013年)からダイアトニックアコーディオンを始めた。

 

当時の私は鍵盤アコを始めて7年目。よる年波に120ベースの楽器は重く、運搬がつらいと思い始めていた。もっと楽器が軽ければなあ。

それに、何を着ても楽器で隠れてしまうし、楽器が黒なのでなんかいつも地味ィな感じになってしまうのも不満。もっとカラフルにできないものかなあ。

それと、そのころ興味を持ち始めていたジャンルがアメリカの南西部の音楽、ケイジャンやテックスメックス、ザディコ等だったため、フルサイズのアコだと音色に余裕がありすぎて、なんか違う感じになってしまうのだった。もっと楽器のキャパぎりぎりいっぱいみたいな、直線的な音色が出せないものかなあ・・・。

などなどと思いめぐらす日々。

 

そんな折、あるレッスンの日に先生が、Compadreという安価なダイアトニックアコーディオンの載っているカタログを持っていた。

たぶん、ホーナーのこのカタログだと思いますが。

ホーナーコンパドーレカタログ

うっわ、発狂しそうにポップでカワイイ!

さらに、どうやら10万円以内らしいというので、ちょっと心にひっかかる存在に。

前述の私の3つの悩みに対して、この軽くて小さくてカラフルなダイアトニックは福音のように思えたのであったが、しかし、あまりに風貌がおもちゃっぽい。

楽器として大丈夫なんだろうか?

 

それがけっこう大丈夫なんですよ皆さん!

ということで、デモ映像。

このときは知らなかったのだが、この演奏をしていたのはAJカスティロという超絶テクの若手奏者だった。そりゃ、かっこよくみえて当然。

彼のトレードマークは下の動画のキミドリアコ。

これもホーナーだが、CoronaⅡというタイプで、ちょびっと高級機。

 

まあとにかく、この人の演奏をいろいろ見ているうちに、すっかりダイアトニックアコの魅力にヤラレた。

思ったより楽器としてのポテンシャルが高いし、やりようによってはいろいろできそう!

血が騒ぐとはこのことだろう。

とっても欲しくなってしまった。